うっかり落ちる”お客さん”の罠

この週末、小さい講座を企画した。

発達の観点から、子どもの口にとって大切なことは何かを学ぶ勉強会だ。

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イベントを企画するって、細かいディテールの積み重ねだったことを終わってから思い出した。広報文を練り、集客ターゲットから日程を調整し、講座内容を打ち合わせ、必要なものを用意し、参加者とメッセージを交わす。

当日も、備品をセットし、会場を開錠し、机を並べ、お茶を用意し、受付をし、、

一言で言えば、”準備する”になるのだけど、小さい積み重ねがあってイベント開始に至るわけで。

子どもが生まれてからこのかた、受け取る側ばかりいたから、すっかり忘れていた。

 

受け取る側にいて、”お客さん”にばかりなっていたからだと思うけれど、私も、企画者の小さな積み重ねのことなんか忘れて、ここ最近は、その場がどうだったかをジャッジする批評家になりがちだった気がする。自分が”お客さん”であることすら気づかなかったことも多かったのではないか。

時間とお金をかけてファシリテーションを学んできたのに、なんてこと!である。

 

もちろん、改善もフィードバックも大事だれど、まずは、開催すること自体に敬意を示したい。企画者がそこにかけた時間と労力も無料ではないから、(それが料金に反映されているかどうかは別として)、自分も参加して、その場を味わい尽くしたい。

なんて、柄にもなく、アツクアツク。

ちっさい自分とどう折り合いをつけるか

1人目の子どもということもあり、子どものことが気になってしまう。

 

月齢遅いのにもう寝返りしたんだ、とFBを見てプチ凹んだり、

子育てセンターで、ほぼほぼ同じ月齢の子の親から「伝い歩きするんですよー」なんて話を聞くと、その子どもと違う自分の子どものいいところを探してしまったり、

「そのうち大きくなるし、できるようになるスピードは子どもによって違う」

って、呪文のように唱えているけれど、どうも気になってしまって、いやはや、自分ってちっさいなーと思う毎日である。

だからどこまで、”抜け感を出せるか”(感だけじゃなく、実際に力抜けるかが本当は大事)が自分にとっての課題だったりする。

 

子どもが生まれてから、色々なお父さん、お母さんに会う機会があって、こんな親になりたいな像というのは少しずつイメージできてきた。

例えば、JUMP会で。

「ガチガチに力入ってるねーw でも両隣が適当だから大丈夫。」

みたいなことを柴田さんに言われた時のお隣さんはジャスミンさんと岐阜のHさん。のちにわかることだけど、適当というよりw、その人なりのバランスのいい、キーッとなっていない、子どもが泣いても一生懸命にならずあやす感じ、そして自分も大切にしている感じが、いいのだ。

 

通信講座で知り合ったAさんと子どもさんの関係も理想。

子どもさんから「お母さんはビール飲んでばっかりだから!」と突っ込まれていて、そんな突っ込まれる関係、ゆるい感じ、目指したいところのひとつ。

 

同じくJUMP会で出会った平塚さん↓のブログも

ここのところ毎日読んでいるけど、育児は一筋縄ではいかないけど、大変だだけじゃなくて発見もあるよみたいなのがとってもためになるし、多かれ少なかれあるもんだなぁと。

 

絶対これじゃなきゃダメだとか(教育だとか食べものだとかいろいろ)、

こうあるべきだ(成長だとか遊びだとかこれまたいろいろ)を少しずつ手放して、

全くお母ちゃんは本ばかり読んでるし、ビールばかり飲んでるし、、でもまぁ仕事はしてるわね、、的なそんなお母ちゃんでも目指すかなーと思う今日この頃です。

確定申告初体験

医療費が多すぎた去年だったので、初めての確定申告。

地元の支所はいつもはガラーーーンとしているのに、今日だけは駐車場が結構いっぱい。さすが確定申告。

行ったら、1時間待ちだったので、家に帰り、その間に書類を揃え、職場の総務部門に電話して、育休中の確定申告について聞いてみる。ふむふむ、なるほどねー。

こうやって経験してみないとわからないことばかりだったな。育休で(何に使えるかはわからないけど)世の中の知識を学んでいく。

役所の人は、親切で、テキパキしていて、話が通じそうで、感じがいい。税務部門だからかなー。これだから役所はとか、なんとかならんもんかねと言われることが多い(気がする)けど、そうではなくて人それぞれ。丁寧で話のわかる人も多いのだ。

だから、行政が、とかいうコメントを見ると、なんとも言えない気分になる。対立じゃなくコミュニケーションの端を手渡そうよ、と思ってしまう。

経験から学べ!@2月JUMP会

月いちの楽しみ、今日は育休JUMP会。

育休JUMP会とは、

育休中のみなさん(女性も男性も!)と、子育て脳だけじゃなくビジネス脳を刺激する会

:柴田さんのブログから抜粋(って今日のブログもうUPされてる!早い!!!)

で、今日はそんな育休中の方が、私含め7名。

 

私的JUMP会ウキウキポイントは、

*仕事脳を発揮できる

*本が面白い

*柴田さん、前田さんの話もそうだけど、集まる人たちの話からも発見が多い

*なんかよくわからないけど、元気になれる

今日もそんな会に。

 

課題図書はこちら。「経験学習」入門。自分では絶対に手にしない本w

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これまでの経験をどんな風にふりかえり、どんなことを学んだか?という話題からスタート。みなさんの話を聞いていて、「そういや、昔は傾向と対策立ててたけど、最近はこんなもんかなとわかってきたからしてない」という発言をしたら、

「それ成長しないパターンだから」。

と柴田さん。ざっくり斬られました(爆)

これ、育休入ってなくて、フツウに勤めていたら、わからなかったポイントかも。職場のことは10年選手でわかるし、それなりに仕事ができるので、そのまま突っ走っていたら、、、、こわっ。

だからといって、これまでやってきたことは何の意味もなかった訳では全くなく、意味を見つけるのがふりかえりであり「経験学習」なのかなと感じる。

 

今日は男性の参加者もいて、後半の話題は、夫婦でどう育児(PTAや子どもの宿題の手伝いなど見えにくい育児も含めて)をやっていくかの話に。

こないだブログでまとめた「職場復帰と慣らし保育」問題でもそうだし、「子どもがインフルエンザ(や風邪)になったとき誰が休んで面倒みるか」問題でもそうだけど、

夫婦で分担する選択肢もあっていいんじゃない?との発言が多かったのが印象的だった。

会社の理解を求めるのも大事だけど(柴田さん曰く、上司を育てるw)、夫婦の間で理解を求めることも大事だなーと。

キラーフレーズは、「今かかわっとかないと、思春期になったら子どもに口聞いてもらえないかもよ」だそうですww

リ・スタート

今日は人と会う日だった。

人と会うと脳細胞が活性化する。

あれこれ考えて、ああだこうだと言語化して、ざわざわ心が揺れる。

凪のような穏やかな日も悪くないけど、こうやって波打っている日も悪くない。

 

人と会って話すと、自分一人で考えるのって苦手だなぁというのがよくわかる。

考えすぎる私は「堂々巡り」のち「モヤモヤ空中分解」パターン。つまづき先生のように、失敗ばかりしている。

だけど、人に手伝ってもらうと、すっと光がさしてくる。

 

今日は、感情をとどめ置かないことの大切さと、熱意だけを頼みにしない仕事のあり方についてヒントをもらった。

熱意があっても体が持たなかったらダメ。

人をつなぐのではなく、良いところを生かす、キャスティングするイメージで。

 年末のビッグイベントに向け、「正しさ」にとらわれず、自分のかかわり方は他人が関わる余白をちゃんととっているか、と振り返りながら、一歩ずつ進んでいきたい。

 

(「正しさ」といえば、このリンク先の記事も良かった。自分の中の隙間や余白!!)

greenz.jp

IKEAは子どもづれにやさしかった。

長久手IKEAができた時には、遠いし、私には一生縁がなさそう。。と思っていた。

のだがしかし!

この1ヶ月で3回も行ってしまった。おそるべし、IKEA

というのも。

食べものが意外とシンプルで美味しい。

(サーモンの美味しさなんて!シナモンロールも食べ応えあり。これだけ食べて4000円しない。3人で分けて食べたー) 

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トイレのオムツ替えシートが使いやすい。

(多機能トイレじゃなく、普通のトイレの手洗いの後ろ側にオムツ替えシートがある。多分男性トイレにもあると思う。画期的!!!)

 

その他、子どもづれにやさしい。

(レストランでのゴロンスペースや、子ども用の椅子がこんなにたくさんあるレストランなんて初めて見た。だからか、小さい子どもづれのお母さんが多いー!)

 

休日に行くと混んでいるところが玉にきずだけど、カラフルで気分が上がるし、電車でも行けることがわかったし、またうっかり出かけてしまいそうだ。。

遅ればせながらオンラインJUMP会!

何回も話題にしていてまた書くかーー!の育休JUMP会。

行くたびに、育休諸先輩方の凄さ!!と柴田さんの快刀乱麻に目を奪われ、前田さんの息子さんほっこり話に癒されるひとときとなっております。

で、先月は行けなかったところ、某ジャスミン先輩からオンラインJUMP会はどう?と提案いただき、のびのびーーーになっていた、オンラインJUMP会(JUMP会を1人追体験&オンライン共有)、今日開催です。

課題はこちら。「一瞬で大切なことを決める技術」の最終章。

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で、柴田さんのブログとジャスミンさんのブログを読んでみる。

柴田さんのブログ

ameblo.jp

ジャスミンさんのブログ

ameblo.jp

お二人のブログを読んでふむふむ。主体的、というキーワードが気になる。

本でも、「決める力」をテーマにしながら、「主体的」について書いているのだけど、主体的に「決める」ためには、本で書いてあること以外にも必要な力がある気がしてモヤモヤ。

このあいだのAIと教科書が読めない子どもの話が頭に残っているからか、

まず決めるための情報を集めたり、情報を読み解いたり、そもそもその情報を集めるための手がかりを見つけたり、(それは小さなチャレンジ&失敗から見つかるものなのかもしれない)みたいな、何か最初の一歩となるものがいるんじゃないかなぁと。

ちょうど今日読んだ中原先生のブログに出てきた

www.nakahara-lab.net

”たくさんある評価軸”を自分なりに言語化することも一つのやり方かもしれない。

「毎日コンディションをととのえ、安定的に物事に取り組むことができる」
 「誰とでも分け隔てなく離すことができる」
 「短い時間で複数の仕事をマルチタスクでこなすことができる」
 「複雑な議論を整理して記録することができる」
 「多様な人々との仕事のなかでメンタルを維持することができる」 

 の自分バージョン。

どんな情報が自分にとって大事なのか、メガネをいろいろかけてみて探ってみて、で、これといったものを言語化して、それをフィルタとして情報を集めてみると、「決めれた!」になりそうだ。(ムヅカシイ)

例えば、今日の私でいえば、

腰痛あり→マッサージ?いや運動がいいかも?ジムに行く?お金時間どうする?→たまたまピンときてマドレに行ってみた→汗かくって気持ちがいい→そうそう、姿勢だった→まず日常で腹筋と姿勢からまた変えてみよう

みたいな感じ。

迷ったら走る前に、ちょっとお試しが私にとって良いパターンのようだ。

(あ、JUMP会の本題とずれてしまったけど、これにてドロン。。)