こうなってほしいではなくて「こうなりたい」で行こう

子どもとのかかわり方の塩梅が絶妙だなぁと感じたAさんが引っ越されることになった。

引っ越される前に、、と慌ててランチ。

 

ことばと編集のこと、子どものこと、教育のこと、いろいろ話したのだが、一番グッときたのは彼女のこのフレーズだった。

「子どものリュックサックに”期待”という名の荷物を詰め込んでばかりだってことに、あるとき気がついたんだよね。自分のリュックに入れるものも詰めてた。」

元気であればいい、健康であればいい、

病気になるとそれがシンプルにわかるのに、元気だとどうしても欲が出る。周りと比べてしまう、だったんだよね。と彼女。

「それを手放すことを練習し続けて、やっと最近できてきた気がする。」

 

”子どもにどんな資質を身につけてほしいですか?”と聞かれたことがちょっと前にあった。

英語力とか、臨機応変とか、将来息子がこうなったらいいなと想像して、ばばばっと夢ふくらんだのだけど、”って自分がそんなに立派な人間じゃないよね”。と思ったらなんか冷めてしまった。

そのときから小さくモヤっとしていたのだけど、彼女のことばにひとつヒントを見つけた気がする。

こうなってほしいを捨てよう。

自分がこうなりたいで進もう。

 

言うは易し、でも行動となると難しいのが世の常wだからできる自信はないけれど、少しずつ意識してみるのだー。

先送りグセをちょっと変えたい

毎日、買うのを忘れてしまうものがある。

それはメイク落とし。使う時になって、あーなくなってたんだ!と気づき、チューブをバシバシと振りまくってちょっぴり出てきたものでなんとかしのいでいる。

昨日も同じこと思ったよなー。

と思うけど、なぜか日中はこれっぽっちも思い出せない。

 

洗濯機の蓋もそうだ。

洗濯機のセットは遅く寝る私の役割だけど、洗剤入れただけで満足してしまって、蓋を開けっぱなしにすることがかなり多い。夫によると、起きたら洗濯機止まってたよ、だそうで、蓋を閉めて再スタートするのだという。

蓋に、「蓋はしめる!」と書いておけば忘れないかも?だけれど、それはダサいし。うーん。

 

なんとかしたいな、変えたいな、と思っていることが後回しになることはこんな風に結構あるけど、今日は後回しにしているうちに手遅れになってしまった。

それは、メガネ。

年末に引き続き、2本目までも壊れてしまった。10年ものだったからしょうがないとはいえ、え、気配もなくいきなり壊れるの??って衝撃。。。

やっぱりやっぱり、気づいた時に行動しないとなーーー。

大人の「マナビ」って?

たったらたったったー(ドラえもんの道具を取り出す風にお読みください)。中原先生の本、読み終えました。

 

読んでよかった。この本でみんなの「マナビ」について語る読書会を開きたいくらいオススメです。

なんで学ぶべきか?から書かれていて、学びに必要な3原則、オススメ7チャレンジも書いてあります。

3原則「背伸び」「ふりかえり」「つながり」のうち、「ふりかえり」は私が苦手なポイント。

ふりかえり、来てる。こないだの体験学習の本からアツイトピックです。

www.nakahara-lab.net

若手向き、と書かれていますが、(たぶん20代にも役にたつけれどしみるのは、30代後半から!)アラフォーの皆様、特にオススメ!

うっかり落ちる”お客さん”の罠

この週末、小さい講座を企画した。

発達の観点から、子どもの口にとって大切なことは何かを学ぶ勉強会だ。

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イベントを企画するって、細かいディテールの積み重ねだったことを終わってから思い出した。広報文を練り、集客ターゲットから日程を調整し、講座内容を打ち合わせ、必要なものを用意し、参加者とメッセージを交わす。

当日も、備品をセットし、会場を開錠し、机を並べ、お茶を用意し、受付をし、、

一言で言えば、”準備する”になるのだけど、小さい積み重ねがあってイベント開始に至るわけで。

子どもが生まれてからこのかた、受け取る側ばかりいたから、すっかり忘れていた。

 

受け取る側にいて、”お客さん”にばかりなっていたからだと思うけれど、私も、企画者の小さな積み重ねのことなんか忘れて、ここ最近は、その場がどうだったかをジャッジする批評家になりがちだった気がする。自分が”お客さん”であることすら気づかなかったことも多かったのではないか。

時間とお金をかけてファシリテーションを学んできたのに、なんてこと!である。

 

もちろん、改善もフィードバックも大事だれど、まずは、開催すること自体に敬意を示したい。企画者がそこにかけた時間と労力も無料ではないから、(それが料金に反映されているかどうかは別として)、自分も参加して、その場を味わい尽くしたい。

なんて、柄にもなく、アツクアツク。

ちっさい自分とどう折り合いをつけるか

1人目の子どもということもあり、子どものことが気になってしまう。

 

月齢遅いのにもう寝返りしたんだ、とFBを見てプチ凹んだり、

子育てセンターで、ほぼほぼ同じ月齢の子の親から「伝い歩きするんですよー」なんて話を聞くと、その子どもと違う自分の子どものいいところを探してしまったり、

「そのうち大きくなるし、できるようになるスピードは子どもによって違う」

って、呪文のように唱えているけれど、どうも気になってしまって、いやはや、自分ってちっさいなーと思う毎日である。

だからどこまで、”抜け感を出せるか”(感だけじゃなく、実際に力抜けるかが本当は大事)が自分にとっての課題だったりする。

 

子どもが生まれてから、色々なお父さん、お母さんに会う機会があって、こんな親になりたいな像というのは少しずつイメージできてきた。

例えば、JUMP会で。

「ガチガチに力入ってるねーw でも両隣が適当だから大丈夫。」

みたいなことを柴田さんに言われた時のお隣さんはジャスミンさんと岐阜のHさん。のちにわかることだけど、適当というよりw、その人なりのバランスのいい、キーッとなっていない、子どもが泣いても一生懸命にならずあやす感じ、そして自分も大切にしている感じが、いいのだ。

 

通信講座で知り合ったAさんと子どもさんの関係も理想。

子どもさんから「お母さんはビール飲んでばっかりだから!」と突っ込まれていて、そんな突っ込まれる関係、ゆるい感じ、目指したいところのひとつ。

 

同じくJUMP会で出会った平塚さん↓のブログも

ここのところ毎日読んでいるけど、育児は一筋縄ではいかないけど、大変だだけじゃなくて発見もあるよみたいなのがとってもためになるし、多かれ少なかれあるもんだなぁと。

 

絶対これじゃなきゃダメだとか(教育だとか食べものだとかいろいろ)、

こうあるべきだ(成長だとか遊びだとかこれまたいろいろ)を少しずつ手放して、

全くお母ちゃんは本ばかり読んでるし、ビールばかり飲んでるし、、でもまぁ仕事はしてるわね、、的なそんなお母ちゃんでも目指すかなーと思う今日この頃です。

確定申告初体験

医療費が多すぎた去年だったので、初めての確定申告。

地元の支所はいつもはガラーーーンとしているのに、今日だけは駐車場が結構いっぱい。さすが確定申告。

行ったら、1時間待ちだったので、家に帰り、その間に書類を揃え、職場の総務部門に電話して、育休中の確定申告について聞いてみる。ふむふむ、なるほどねー。

こうやって経験してみないとわからないことばかりだったな。育休で(何に使えるかはわからないけど)世の中の知識を学んでいく。

役所の人は、親切で、テキパキしていて、話が通じそうで、感じがいい。税務部門だからかなー。これだから役所はとか、なんとかならんもんかねと言われることが多い(気がする)けど、そうではなくて人それぞれ。丁寧で話のわかる人も多いのだ。

だから、行政が、とかいうコメントを見ると、なんとも言えない気分になる。対立じゃなくコミュニケーションの端を手渡そうよ、と思ってしまう。

経験から学べ!@2月JUMP会

月いちの楽しみ、今日は育休JUMP会。

育休JUMP会とは、

育休中のみなさん(女性も男性も!)と、子育て脳だけじゃなくビジネス脳を刺激する会

:柴田さんのブログから抜粋(って今日のブログもうUPされてる!早い!!!)

で、今日はそんな育休中の方が、私含め7名。

 

私的JUMP会ウキウキポイントは、

*仕事脳を発揮できる

*本が面白い

*柴田さん、前田さんの話もそうだけど、集まる人たちの話からも発見が多い

*なんかよくわからないけど、元気になれる

今日もそんな会に。

 

課題図書はこちら。「経験学習」入門。自分では絶対に手にしない本w

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これまでの経験をどんな風にふりかえり、どんなことを学んだか?という話題からスタート。みなさんの話を聞いていて、「そういや、昔は傾向と対策立ててたけど、最近はこんなもんかなとわかってきたからしてない」という発言をしたら、

「それ成長しないパターンだから」。

と柴田さん。ざっくり斬られました(爆)

これ、育休入ってなくて、フツウに勤めていたら、わからなかったポイントかも。職場のことは10年選手でわかるし、それなりに仕事ができるので、そのまま突っ走っていたら、、、、こわっ。

だからといって、これまでやってきたことは何の意味もなかった訳では全くなく、意味を見つけるのがふりかえりであり「経験学習」なのかなと感じる。

 

今日は男性の参加者もいて、後半の話題は、夫婦でどう育児(PTAや子どもの宿題の手伝いなど見えにくい育児も含めて)をやっていくかの話に。

こないだブログでまとめた「職場復帰と慣らし保育」問題でもそうだし、「子どもがインフルエンザ(や風邪)になったとき誰が休んで面倒みるか」問題でもそうだけど、

夫婦で分担する選択肢もあっていいんじゃない?との発言が多かったのが印象的だった。

会社の理解を求めるのも大事だけど(柴田さん曰く、上司を育てるw)、夫婦の間で理解を求めることも大事だなーと。

キラーフレーズは、「今かかわっとかないと、思春期になったら子どもに口聞いてもらえないかもよ」だそうですww