冷静と愛情のあいだ
子育てするときに大事なことは、観察力なのかもしれないなと思った出来事があった。
離乳食を食べさせる場面で、私よりも夫の方が断然食べさせ方がうまい。
「食べさせるの、上手だねー」
というと、
「出てくる手は左手だから、出てきたらひょいっとよけて、口があーんと開いたタイミングで、スプーンを口に入れて、スプーンの上の方を持ってもらうと、手も汚れないし、こぼさず食べれるよ」
とのたまう。
よけていいんだ!!!
ってことも大きな衝撃だったが、動きをよく見てるんだなーというのが素直な感想だった。
で、今日早速やってみる。
言われたとおりやったつもりだけど、なかなか上手くいかない。
ひょいっとよけるが、よけたら勢い余って子どものほっぺや口の周りにおかずをくっつけちゃったりして。やっぱ、ダメだったか、と内心こっそりため息。
でも、それを繰り返すうちに、口を開けるタイミングがあった!という時が1回か2回くらいあって。夫は言語化してなかったけど、観察して、子どもの呼吸を合わせていたのかもしれないなと思う。
親子お互いに、気持ちよく、ストレスなく食べれたら、もっと食事が楽しくなるだろうなー。そのためには、愛情を山盛りにするんじゃなくって、観察力、磨こう。