12月JUMP会
気になってる!と言われるワードナンバーワンの、育休JUMP会。
育休中の人たちが、課題本を片手に、柴田さんのツッコミを受けながら、仕事のことをああでもないこうでもないと語り、目からウロコを落とす会だ。(私の理解)
今日の課題本は、先月に引き続き、一瞬で大切なことを決める技術。
今月は、限りある時間、資源の中、どうやって捨てる?がテーマ。
捨てるって、何が大事(ダイジ)かを見極めるのとセットで。捨てられない、決められないという悩みを持つ人も少なからずいたので、決めるのって経験だよね、と柴田さん。
私は決めるのは全く苦じゃないのだけど(特にこういうデザートなら瞬間的に決められる)、それはこれまでにたくさん決めてきたからなのかもなぁと、自分の歴史を振り返ってみたり。(仕事もそうだけど、仕事外でNPO活動に関わって、いろいろ決めてトライしてきた経験はありがたかったな)
でも一方で苦手なのが、ふりかえりで。柴田さんに指摘され、その時はそうかなぁとも疑問だったけど、なんだかじわじわきている。なんだろう、この感じ。
チャレンジすること、前に進むことは好きで、去年まではこれだ!と思うことをガンガンやってきたけれど、1年前に途切れて、はた、どうしようか、となっているのも事実。
ガンガンやってきた方向は、そっちじゃなかった気もしていて。
アラフォー、モヤモヤが募る(いい意味で)回となりました。
幸せはどこから来るんだろう
1年ぶりくらいに職場の同期の友人に会った。
私が入院する前は週1くらいで会ってランチしていて、仕事に対する思いは違えど、ずっと励ましあってきた友人だった。
友人は疲れていた。聞くと、隣の席の人が飲み会で激昂し、仕事辞めたらどうだまで言われたという。友人は傷ついた。怖くなった。無口になった。そして、閉ざしているようだった。
友人は職場の上司や同僚から、お前は恵まれているから、お嬢ちゃんだから、と言われることが多い。「だけどねぇ。それは変えようがないしね」。
私は話を聞きながら、幸せはどこから来るんだろうと考えていた。
人の幸せって、その人ごとで全然違う。
私はミーティングに出たり、学んだり、家庭以外でも役割があることがとってもうれしいけれど、家で自分の思うように何かを作ったり、自分のペースで飲んだり、ゲームしたりが好きな人もいるだろう。だから、環境が整っているからといってその人が幸せかどうかはよく分からない。整っているの基準も人によって違う。
たぶん、幸せは自分で創るものなのだろうなと思う。経験や体験から、見つけてくるもの。(たとえが悪いけど、ロマンティックなシチュエーションでプロポーズしてくれる人が好きという人もいれば、いざという時に動じずに応急処置ができる人が好きって人もいて。)
ヤギなら幸せってなんだろう、ってことはきっと考えない。
人間には脳があるから、抽象的なことを考えられる能力があるから。
あいつは楽して仕事しようとしててズルイとか、比較して。色々と考えてしまうんだろう。
(写真は脳について書かれた本。子どもの脳のことを知ると、脳ってほんとにすごいと思うんだけど、だからこそ幸せになったりも不幸を感じたりするのだろう)
半年経って
出産してから半年が過ぎた。一言でいうと、自分なりにチャレンジした6ヶ月。
就職して十数年。2、3年ごとの部署移動はあるものの、それなりに社会人としてやってこられていて。忙しさの波はあるものの、なんとかやってこれていた。
でも、母業は0から。しかもどこにも答えがない。(そういう意味では仕事と一緒だ)やりながら探っていくしかない。
探りながら行こうと思えたのは、6ヶ月経った今だから。初めはもっとガチガチで、ネット検索&友人にこれでいいの?と聞きまくる日々だった。答えてくれた友人たちに感謝。
抱っこ紐はどれがいい?とか、遊びはこれでいいの?とガチガチになっていた私をほぐしてくれたのは夫だった。出かけるのが好きな私の性格を見込んで、行ってきたら?とJUMP会を勧めてくれた。これが一人の遠出初外出。あの開放感。帰ってこれた時の達成感。忘れられない。
JUMP会で本を読む感覚を思い出し、別講座で本を読まなきゃいけない環境にハマりこみ、抱っこしながら本が読める電車が好きになった。ぼうっとしているとあっという間についてしまうので、急いで読む。子どもがモゾモゾしていても読む笑
外出でも、子どもを夫に預けるのでも、たぶんハードルは自分が作っている。万里の長城のように、高く高く積み上げている。
そりゃ、外で泣かれることもある。止めて抱っこして、ミルクやってなんて時もある。夫に預けてなんて、ちゃんと子育てしてないんじゃないかと思うときもある。
まぁいいのだ。「いい旦那さんで良かったですね」と言われたら「はい、ほんとに!」と答えれば。
寂しくてたまらない。
何が、というとバランスボールクラスの話。
マドレボニータのひろりんのクラスが明日で終わりなのだ。
赤ちゃん連れでほんとに行けるのか!と緊張に満ちた1週目から始まり、
距離を図りながら同じクラスの人をランチに誘ったなとか、2週目にランチが1番楽しかったと言われてとっても嬉しかったなとか、笑顔で弾んでいたら子がご機嫌だったなとか、今月のことを走馬灯のように思い出す。
この1カ月、体の使い方をかなり意識してみた。息子との高い高い〜〜も腹筋を使ってやってみたり。運動嫌いなはずなのに、どうしちゃった私笑!すごいよ私!笑
腰痛もなくなってきたのがうれしいし、肩こりもそんなにひどくない。運動効果かもなぁ。
そんなクラスが明日で終わってしまうので、なんか今からとっても寂しいのだ。
さわやかな汗をかけない笑!名駅ランチもできない笑笑!
ラストの明日、思いっきり楽しもうと思う。
刻々と見える景色は変わっていくけど
この1ヶ月はいろいろ行動した月だった。
子どもを連れて外出できるんだろうか?って不安ばかりだった先月とはうって変わり、何回かお出かけ(失敗もふくめ)の経験を積んだこともあって、名古屋や1時間くらいのドライブなら緊張するけど、なんとか車で出かけられるくらいになってきた。
初1人ドライブの時に見たタワーズと日差しの感じ。開放感と達成感。
オットが喜ぶといいなと思って出かけてみた澤田酒造さんのイベント。行ってみて想像以上に楽しかった。
横で飲んでたお酒好きのご夫婦とおしゃべり。場の空気を楽しむ。わー、なんて楽しいんだ。細胞が喜んでる。
行きたいところに行けるってなんてうれしいことだろう。
それは、自分を大切にしてることかもしれないなぁ。それが、家族を大切にすることにもつながっていく。
こないだ、妊婦の友人が来た時に、産後1ヶ月つけてた日記を参考になれば、と見せたんだけど、すっかり忘れてる。で。今読むと少し苦しくなる。一生懸命すぎるからかな。
外の空気に出会いに行った、この2ヶ月目の感じ、忘れないでいたいなと思う。
ダイバーシティ、上から見るか横から見るか
育休JUMP会で、ビビっときた言葉のひとつに、ダイバーシティがある。
子育て中だったり介護中だったり、一時的に働きにくい状況にある人も働きやすい環境を作ることもダイバーシティだ、
という話。
本から引用すると、
ダイバーシティの本質は、女性や外国人を組織に入れるという「属性の多様性」ではなくて、異質な人とも必要なことを対話して、お互いを理解するという「考え方の多様性」にある、と。
うちはいろんな人を雇ってるからダイバーシティはオッケー!と思っている職場がほとんどなんじゃないかと思う。役所の指標もそうだし。
でも、実はダイバーシティは、
私に時短の人の分まで仕事が多く回ってきて、こちらは残業ばかりで困るとか、
発注元が、明日の朝までに仕事してというけど、子どもをお風呂に入れて寝かしつけてからしか仕事できないんだけど…とか、
そんな状況の人(自分)がいたときに、対話して着地点を見つけていくことなのかもしれないなぁ。
そこには、状況を伝えようとする意欲も大事で。空気読まない。乗った馬からは降ろされるまで降りない。
人と比べるなんてカッコ悪い
朝ドラ、心に響いたのは今日のこのセリフ。人と比べるなんてカッコ悪い。
行けるかなぁという緊張を抱えながらたどりついたのは育休JUMP会という読書会&ミニセミナー。産後2ヶ月ちょっとだし子連れで早いかなと思ったけど、思い切って参加できてよかった。(後押ししてくれたオットに感謝)
何ヶ月ですか?離乳食は?どのくらい寝ますか?
そんな話もいいけれど、仕事脳を久しぶりに使った3時間。そうか、母でも仕事のことを考えてもよかったんだ。
話を聞いてるうちに、ダメ元でも職場と掛け合ってみたいな〜という気持ちが湧いてきた。育休明け=軽い仕事しかもらえない人、という自分の思い込みも発見。だからもやっとしてたのか。
もっと自由に考えればいい。100パーセント仕事に捧げるのでもなくて、そのときの自分のバランスで働きやすい形を。
参加されたみなさんは、堂々としてて、新米の母からみるとキラキラ☆☆
でも、人と比べるなんてカッコ悪い、わけで。
そんなわけで、懲りずにまた参加します。