リ・スタート

今日は人と会う日だった。

人と会うと脳細胞が活性化する。

あれこれ考えて、ああだこうだと言語化して、ざわざわ心が揺れる。

凪のような穏やかな日も悪くないけど、こうやって波打っている日も悪くない。

 

人と会って話すと、自分一人で考えるのって苦手だなぁというのがよくわかる。

考えすぎる私は「堂々巡り」のち「モヤモヤ空中分解」パターン。つまづき先生のように、失敗ばかりしている。

だけど、人に手伝ってもらうと、すっと光がさしてくる。

 

今日は、感情をとどめ置かないことの大切さと、熱意だけを頼みにしない仕事のあり方についてヒントをもらった。

熱意があっても体が持たなかったらダメ。

人をつなぐのではなく、良いところを生かす、キャスティングするイメージで。

 年末のビッグイベントに向け、「正しさ」にとらわれず、自分のかかわり方は他人が関わる余白をちゃんととっているか、と振り返りながら、一歩ずつ進んでいきたい。

 

(「正しさ」といえば、このリンク先の記事も良かった。自分の中の隙間や余白!!)

greenz.jp

IKEAは子どもづれにやさしかった。

長久手IKEAができた時には、遠いし、私には一生縁がなさそう。。と思っていた。

のだがしかし!

この1ヶ月で3回も行ってしまった。おそるべし、IKEA

というのも。

食べものが意外とシンプルで美味しい。

(サーモンの美味しさなんて!シナモンロールも食べ応えあり。これだけ食べて4000円しない。3人で分けて食べたー) 

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トイレのオムツ替えシートが使いやすい。

(多機能トイレじゃなく、普通のトイレの手洗いの後ろ側にオムツ替えシートがある。多分男性トイレにもあると思う。画期的!!!)

 

その他、子どもづれにやさしい。

(レストランでのゴロンスペースや、子ども用の椅子がこんなにたくさんあるレストランなんて初めて見た。だからか、小さい子どもづれのお母さんが多いー!)

 

休日に行くと混んでいるところが玉にきずだけど、カラフルで気分が上がるし、電車でも行けることがわかったし、またうっかり出かけてしまいそうだ。。

遅ればせながらオンラインJUMP会!

何回も話題にしていてまた書くかーー!の育休JUMP会。

行くたびに、育休諸先輩方の凄さ!!と柴田さんの快刀乱麻に目を奪われ、前田さんの息子さんほっこり話に癒されるひとときとなっております。

で、先月は行けなかったところ、某ジャスミン先輩からオンラインJUMP会はどう?と提案いただき、のびのびーーーになっていた、オンラインJUMP会(JUMP会を1人追体験&オンライン共有)、今日開催です。

課題はこちら。「一瞬で大切なことを決める技術」の最終章。

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で、柴田さんのブログとジャスミンさんのブログを読んでみる。

柴田さんのブログ

ameblo.jp

ジャスミンさんのブログ

ameblo.jp

お二人のブログを読んでふむふむ。主体的、というキーワードが気になる。

本でも、「決める力」をテーマにしながら、「主体的」について書いているのだけど、主体的に「決める」ためには、本で書いてあること以外にも必要な力がある気がしてモヤモヤ。

このあいだのAIと教科書が読めない子どもの話が頭に残っているからか、

まず決めるための情報を集めたり、情報を読み解いたり、そもそもその情報を集めるための手がかりを見つけたり、(それは小さなチャレンジ&失敗から見つかるものなのかもしれない)みたいな、何か最初の一歩となるものがいるんじゃないかなぁと。

ちょうど今日読んだ中原先生のブログに出てきた

www.nakahara-lab.net

”たくさんある評価軸”を自分なりに言語化することも一つのやり方かもしれない。

「毎日コンディションをととのえ、安定的に物事に取り組むことができる」
 「誰とでも分け隔てなく離すことができる」
 「短い時間で複数の仕事をマルチタスクでこなすことができる」
 「複雑な議論を整理して記録することができる」
 「多様な人々との仕事のなかでメンタルを維持することができる」 

 の自分バージョン。

どんな情報が自分にとって大事なのか、メガネをいろいろかけてみて探ってみて、で、これといったものを言語化して、それをフィルタとして情報を集めてみると、「決めれた!」になりそうだ。(ムヅカシイ)

例えば、今日の私でいえば、

腰痛あり→マッサージ?いや運動がいいかも?ジムに行く?お金時間どうする?→たまたまピンときてマドレに行ってみた→汗かくって気持ちがいい→そうそう、姿勢だった→まず日常で腹筋と姿勢からまた変えてみよう

みたいな感じ。

迷ったら走る前に、ちょっとお試しが私にとって良いパターンのようだ。

(あ、JUMP会の本題とずれてしまったけど、これにてドロン。。)

飛び出せ!集合知!〜職場復帰時期と慣らし保育どう両立する?!

Facebookに投稿した素朴な疑問。

慣らし保育って、皆さんどう乗り越えているんだろう?
(慣らし保育=保育所に預けるときに、最初は2時間くらいからスタートしてだんだん長く預けていくこと)

仕事復帰しても一週間くらい休むのかなー??4時間になったとしても、通勤する往復で終わりそうな気がする。。

 思いがけず、たくさんの方からコメントをいただいて(みなさま、本当にありがとうございます!!!!!)、いろんな方の乗り越え方法が集まりました。まとめてみるとこんな感じ。

 

その1:復帰時期を「1日」ではなく、月の中下旬にする

 育休の復帰時期を月の後半にすることで、有休を活用することなく、2時間で帰ってくる慣らし保育に対応できる

→一番多いパターンのよう。第2子など、知っている人はこうやって申請するんだろうなー(考えればわかる??)。なるほどね!って感じました。

 

その2:「慣らし保育なし」で保育園と調整する

→次に多いパターン。保育園によって慣らし保育を何日とするかなどは違うらしい。保育園と調整できるんだ!!!というところが目から鱗

 

その3:夫や祖父母の力or/and有休

→「慣らし保育」が必要だけど、仕事も復帰しなきゃいけない場合。計画力調整力が大事。

 

集合知すごい!!!!!というのが正直な感想。

そして、学校や保育園と交渉してもいいんだというのがとっても目から鱗

慣らし保育を理由に?!夫の力を借りるのも、とってもいいなぁと。

心の手帳にたくさんメモした日でした。答えてくださったみなさまに、感謝!!!

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番外編(2/16加筆)

復帰時期に加えて、保育園の園の行事予定を把握しておくといいよ!というアドバイスも頂いたのでした。保育参観や親子遠足というのもあるらしい。
そして小学校に行っても、4月の中下旬までは給食なしで帰ってくるとか!なんてこったい。

「強くないと働けない」の?

独身時代からの友人たちとランチを食べた帰りの地下鉄で、なぜかは忘れてしまったけれど、仕事の話になった。

友人は私よりもだいぶ年下で、働き始めて3年くらい。

「強い人じゃないと働けないよね。って最近思う。」

話を聞くと、新しく入った人はほっておかれ、ダメ出しをされ、優秀な上司たちはむちゃくちゃ忙しくしているらしい。そのため、新しい人たちは仕事がよくわからず、でも誰にも聞けず、途方に暮れているそうだ。

「で、強い人じゃないとダメだなと思った。」

 

いやいや、それって違うんじゃないの、とたまたま持っていた中原先生の本

www.nakahara-lab.net

から、「パニックゾーン」の話を伝えてみた。

人が成長するには、少し背伸びをする「ストレッチゾーン」が必要だけど、「パニックゾーン」みたいな無茶ぶりされる場所にいたら、萎縮するだけで仕事ができるようになんてならないよ。って話。

で、それは、上司が性格悪いとかではなくて、強い人しか仕事しちゃいけないとかでもなくて、その子の会社だけのことでもなくて、組織としてあることなんじゃないかなと。

 

自分が育休中というマイノリティの立場(?)なのもあるんだろうけど、「強くないと働けない」「能力があり、意欲ある人が働ける」んじゃないと思うんだよなあ。

誰でも、その人なりの能力(いいところといってもいいのかもしれない)は環境によって生かせると思うし、少なくとも、異質や多様を認める集団の方が、”生き残れる”新しい視点やアイデアが生まれることもあるんじゃないか。

 

強いことを大事にしていたら、頑張り続けなきゃいけなくて、でも私だっていろんな状況になりうるし、他の人だってそうだし、いる人で「どうやってやっていく」ことを考えた方がチャレンジングだし、うまくいく気がする。

本を読まない人にこそオススメの本

「中高生は教科書を読めているか?」

という問いが衝撃的なこの本、『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』

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子どもがいる親御さん、子ども・若者の支援をしている方、教育関係者は今すぐ本屋へダッシュ!(夜だからダッシュできないけどw)でしょう。いやほんと。

お風呂入れたの忘れて、一気に読んでしまったーーーー。

 

筆者は、東大合格を目指すチャレンジをしたAI「東ロボくん」の育ての親の数学者、新井紀子さん。

彼女が、中学高校や企業で行った「基礎的読解力調査」の結果をもとに、どのレベルの問題がどのくらいできていないか、読解力がないとどうなるかの推論などを書いている本なのだけど、正直、これはやばいでしょと仰天する内容。新井さんは「サイコロ並み(ひどい言い方wでも核心をついている)の人が半数」と。

自分が問題解けたから安心だーという次元ではもはやない。

 

じゃ、処方箋はあるのかと読み進めると、見つかってはいないと書いてあるのだけど、

読解力は(身長のように伸びる期間があるとかではなくて)訓練や経験次第で伸びる可能性があるんじゃないかとも書いてあって、少しホッとする。

 

読んでいて、ずーっと前に、職場の採用面接のスタッフをやったときのことを思い出した。

明らかに会話が面接官とかみ合っていない受験生が複数いて、この人たちなんで筆記試験を通ったんだろうと心から不思議に思ったのだけど、もしかしたら、知らない単語はすっ飛ばして読むタイプの方たちで、ひたすら暗記してテストをパスしてきたのかもしれないな。。

 

処方箋は書いていないが、最終章と関連して、文章を書くことも読解力を向上する一つの方法なのかなとぼんやり思っている。

伝えたいことがあるから、言葉をググるし、文章を練るし、推敲して直すなんてこともする。それが読む力をも鍛えるのかななんて。

普段本を読まない人にこそ、読んでほしい!

冷静と愛情のあいだ

子育てするときに大事なことは、観察力なのかもしれないなと思った出来事があった。

離乳食を食べさせる場面で、私よりも夫の方が断然食べさせ方がうまい。

「食べさせるの、上手だねー」

というと、

「出てくる手は左手だから、出てきたらひょいっとよけて、口があーんと開いたタイミングで、スプーンを口に入れて、スプーンの上の方を持ってもらうと、手も汚れないし、こぼさず食べれるよ」

とのたまう。

よけていいんだ!!!

ってことも大きな衝撃だったが、動きをよく見てるんだなーというのが素直な感想だった。

 

で、今日早速やってみる。

言われたとおりやったつもりだけど、なかなか上手くいかない。

ひょいっとよけるが、よけたら勢い余って子どものほっぺや口の周りにおかずをくっつけちゃったりして。やっぱ、ダメだったか、と内心こっそりため息。

でも、それを繰り返すうちに、口を開けるタイミングがあった!という時が1回か2回くらいあって。夫は言語化してなかったけど、観察して、子どもの呼吸を合わせていたのかもしれないなと思う。

親子お互いに、気持ちよく、ストレスなく食べれたら、もっと食事が楽しくなるだろうなー。そのためには、愛情を山盛りにするんじゃなくって、観察力、磨こう。